防止シーツの選び方!その基準って何?メーカー㈱岡野の跡取りに聞いてみました。

選び方の基準その①   薄手でしっかり防水

選び方の基準その②   肌ざわり

防水シーツは、パイル織物って生地で織られることが多いのだそうです。パイル地ってのは、タオルの織り方ですね。おなじ選ぶなら、もっと高度な織り方の「シンカーパイル」を選びなさい。って言ってます。しかし、そんなことはどこにも記載されておりません。

㈱岡野の息子はさらに言います。使用している糸が違うんです。普通のタオルは20番手くらいの糸を使ってますが、㈱岡野のものは、40番手の綿糸を使っているんです。20番手も細い糸をつかうので、肌ざわりが良いのです。また、汗を吸い取る力も強いのです。

選び方の基準その③   耐久性

何回くらい洗濯しても防水機能って維持できるんだろう?って視点です。50回以上は耐えられる商品を選んでください。と㈱岡野の跡取り息子は言うのですが、商品カタログのどこにもそんなことは書いておりません。なんで?と聞くと日本製は当然だから!ですって。

ということは、日本製を選べってこと?らしい。

選び方の基準その④   耐熱性

なぜ耐熱性?と思いますが、防水シーツを何枚も常備してしている家は多くありません。そのため

乾燥機にかけ一気に乾燥ってことになります。乾燥機の中の温度って何度か知ってますか?

そうです。乾燥機にかけると防水加工した防水部分が熱で溶けてしまうわけです。

乾燥機からだしたら防水機能がどっかにいっちゃった。ということになったりしますので、同じ買うなら耐熱という表示のあるものを買ったほうが良いというわけです。

選び方の基準その⑤   対光性、光触媒!!

日光消毒ってことですね。お日様に十分に当て乾燥させると良いのですが、長時間日光に当てると、黄色く変色したりします。白シャツが徐々に黄色くなってきますね。あれです。

これを防ぐ効果を付加した商品が、対抗性に優れている商品というわけです。

しかし、この対光性が優れているという効能も商品カタログには記載されていません。じゃあ!どうしたらいいんだ?と、シーツ屋の跡取り息子に聞いたら、自分のところの商品は大丈夫です。だって!

㈱岡野の商品は、光触媒加工をしています。って言うんです。光触媒加工をしてあると、晴天時に5時間干すだけで抗菌効果を発揮するのだそうです。また、繊維の奥にしみこんだガンコな汗シミや黄ばみを分解するのだそうです。

また、ニオイも分解します。これは、日光の中の紫外線のチカラでニオイそのものを消臭します。

24時間後にアンモニア臭は85%減少、酢酸臭は97%減少します。

要介護者の部屋は、アンモニア臭、加齢臭等のニオイが気になるものなんです。だから、シーツに光触媒ってことらしいのです。

 

 

 

 

選び方の基準その⑥   抗菌性

防水シーツを選ぶ上で、どれだけ抗菌性(制菌性)があるかということも重要です。

抗菌加工していないシーツを洗濯すると、キレイになったように思いますが、そうではありません。

2013年6月4日に㈱岡野がおこなった検査によると、次の結果が出ております。

抗菌加工していないシーツに21000個の黄色ブドウ球菌を接種し、一回洗濯後にその菌がどだけ減っているかというと、なんと600000個に増えていました。洗濯をしたのですが30倍に増加していたのです。

次に、抗菌加工したものだと、21000個の黄色ブドウ球菌は、1回の洗濯後に20個に減っていました。また、10回の洗濯の後でも20個に減っており10回までの洗濯で抗菌性が落ちないことが確認されました。

 

試験条件

抗菌性測定(HLー0、10)

JISL-1902:2002一般制菌試験にて

■供試菌:NBRC12732(黄色ブドウ球菌)